ハゲラーの心理学 カツラーの経済学
女性で薄毛に悩む人は必見! |
今まで、私も髪が薄くて悩んできました。女だからその苦しさは一言ではいいあわらせません。そんな気持ちをこの著者綾小路さんが「女性の薄毛・ハゲには凄まじい苦しみがある」といろいろ代弁してくれていています。彼女は薄毛になったために、仕事も恋も全てをあきらめなければならなくなり、他人からの中傷や視線を気にしするあまり、引きこもりになり、果てには拒食症・過食症・自殺未遂までしたそうですが、私も同じように精神的に病んでいます。そんな女性の薄毛の悩みを切々と説いてくれているので特に女性にすすめたいですが、実は、男性の薄毛の人やハゲの人、カツラの人などに参考になる実用的な情報がかなりのっていて男性にもおすすめです。カツラが一個大手メーカーのものだと何十万円もすると!か、増毛は実はデメリットが多いとか、体験者でないとわからないところがいろいろ書かれていて、参考になります。確実に抜け毛が減る、虎の巻「ヘアケア」も載っています。
ハゲを解決する絶対的方法はない |
この本は十代からハゲ始めた髪を何とか蘇らせようとした女性の体験談である。多分、現在四十代であろう彼女が髪再生へと投資した金額は都内に一戸建てが買える金額であるという。ありとあらゆる方法を試してみるのだがこれといって効果のある方法がある訳ではない。そしてカツラを作ってみるのだが一個作るのに百万円近くかかる。二年ぐらいで寿命がくるから、また新たに作らなければならない。永遠に続くカツラ地獄。増毛法はといえばカツラ地獄への一過程にすぎない。テレビ、雑誌では決して表にはでない(育毛関連企業は大スポンサー様だから決して本当のことは言わない)体験に基づいた真実が書かれている。忍び寄るハゲの恐怖に怯えている人は育毛産業に大金はたく前にこの本を読んでから決めても遅くはない。